健康管理

緑内障:総合病院と専門病院はやっぱり違った

こんにちは。

先日、緑内障と診断された話を書きました。

その後の話として、今日は「総合病院と専門病院はやっぱり違うな」という話をしたいと思います。緑内障(疑い)と診断された方向けです。

経緯

とある総合病院で人間ドックを受けて緑内障疑いを指摘され、その病院で再検査を行って緑内障と診断されました。

そこから自分でもいろいろと調べていて、自分の状態が楽観視できない状態だろうということ、緑内障は初めの診断・治療が肝心であることを知り、緑内障の専門医にかかることにしました。

その結果、「やっぱり違うなぁ。専門医にかかってよかった」と思うことがあったので、参考までにメモしておきたいと思います。

治療はこれからなので「よかった」かどうかが本当にわかるのは数十年後でしょうし、個人個人の状況も異なるので、あくまで参考までに、でお願いします。

 

診断まで

概ね同じなのは、視力検査、眼底検査、OCT検査、細隙顕微鏡検査、眼圧検査(機械と医師によるもの)です。

異なっていたのは、大きくわけて2つです。

1つは、視野検査です。総合病院では30度のSITA-FASTという短縮版(片眼で所要時間4:30くらい)のもので判定しました。

専門病院では、10度のSITA-STANDARD(通常版、片眼で6:30くらい)を行いました。30度はすでに総合病院でやっているので今回はパスして、次回以降に確認となります。

10度の視野は30度よりも中心の視野の欠けを確認するものです。中心視野が欠けていると、自覚症状も出やすく、また視力も低下しやすいため、10度の視野の確認も重要です。

 

もう1つは、角膜に関する検査です。

これは私がレーシック手術歴があるからなのかもしれませんが(手術で角膜が薄くなっているため)、専門病院では、角膜の細胞を見る検査、角膜の弾力を測定する検査があり、角膜の薄さを補正した眼圧値を算出して頂きました。

ちなみに、私の場合、その日の通常通り測定した眼圧は11で、角膜の薄さを補正した眼圧は16とのことでした。

この角膜に関する検査は、総合病院ではありませんでした(手術をしているから実際の眼圧はもっと高いはず、という話は医師からありました)。

 

治療方針

総合病院では、緑内障と診断された日のあと、1ヶ月に1回のペースで2回、眼圧を測定しに行きました。

診断を受けた当初も、数回眼圧を計測してから目標の眼圧を決めて点眼を始める、という話がありました。2回測定が終わった時点で専門医に診てもらうと決めたことを伝え、紹介状を書いてもらい専門医にかかったため、実際にどのような目薬が処方予定だったのかはわかりません。

 

専門病院では、上記の検査の後、今の状態の説明があり、レーザー(SLT;選択的レーザー線維柱帯形成術)を薦められました。

「緑内障の治療は、まずは1剤点眼で、それでも進行するなら2剤、3剤で、それでもダメならレーザー、最後に手術」と思い込んでいたので、当日かなり面くらいました。

理由を聞くと、未治療の患者に先にSLTを行った方が経過がよいというエビデンスがある、ということでした。

気になる方のために、私が見つけたエビデンスは以下の論文(英語)です。抄訳はこちら

Selective laser trabeculoplasty versus drops for newly diagnosed ocular hypertension and glaucoma: the LiGHT RCT

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31264958/

 

この病院のウェブサイトを見ると、SLT関連の研究に参加していることが書かれているので、なるべくレーザー適応の患者にはレーザーをさせたい、という意図もあるのかもしれません。

また、SLTは70%程度の人にしか効かず、効果も目薬1本分くらいで、よくて3年くらいしか持たないので「目薬より絶対いい」とは必ずしも言えません。

ですが、こういう選択肢があるよ、と提示してもらえるだけでも選べる余地があるので違うなと感じました。

 

レーザーを行って、効果が見られなければ点眼、という方向で行く予定です。レーザーの効き具合などもまた追って書いていきます。