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「中国語女子」が英日特許翻訳者を目指すわけ(葛藤編)

「語学力」の自己評価で目が曇る

前回の思い出話編の続きです。

 

色々あって、レバレッジ特許翻訳講座の受講を決めました。

当初は、完全に言語は中国語で考えていました。

自分が得意だと思うのは、中国語の方だったからです。

 

ただ、それでも少し引っかかるものがあって、

「やっぱり英語でまずは立ち上げるべきかな」と考えていました。

 

「引っかかり」は大体このあたりのことでした。

(1)需要

中国語は他言語の中では需要が大きくこれからも伸びるとはいえ、

英語と比較したら圧倒的に市場は小さいでしょう。

 

(2)カントリーリスク

日中関係や中国国内のごたごたで仕事が急減する可能性は、

英語よりも中国語のほうがはるかに高いのではないかと考えていました。

個人的には、

2012年に尖閣諸島国有化に端を発して日中関係が悪化した際、

この国なんでもありだなというのを肌で感じたので

(その頃は現地にいました)、余計にそう思うのかもしれません。

 

(3)講座の内容

講座は(表向き)英日特許翻訳者養成講座です。

中国語で結果を出されている卒業生の方がいらっしゃるので、

当初は同じように言語だけ置き換えて自分でやっていけばいいかと

思っていました。

 

ただ、フルで講座のサポートを受けるのならば英語のほうがいいでしょうし、

何より、英語ならば「愛のメモリー」が選択できる。

Tradosの何たるかも知りませんでしたが、

「愛のメモリー」の持つ破壊力には気づいていました。

 

そして最後に、

(4)語学力

前回お話した通り、英語は「得意」→「他の人にはかなわない」という

過程を経たこともあり、英語力には自信がありませんでした。

一方、中国語はその直近で資格試験の「勉強」をしていたこともあり、

専門用語はわかりませんがまあ何とかなるのでは、という気持ちでした。

何となく英語で行くべきだろうな、と思いつつ結構迷ってしまったのは、

恐らくここが最大の原因だったと思います。

 

最終的に、とある中国語で稼いでいる方の言葉を思い出して、

英語で行くことに決めたのです。

 

その言葉とは??

 

引っ張ってすみません。明日に続きます。