化学・物理

鉄の世界にはまる

2段階トランスフォーメーション

ここのところ、金属の3種類の結晶格子の学習をしていました。

体心立方格子、面心立方格子、六方最密構造の3つですね。

岡野さんのテキストには載っていない、それぞれの結晶格子の代表例で気になったものがありました。それは、α-Ti と αーFe という記載。まあαがあればβもあるわな、と思い調べました。

鉄とチタンは同素変態といって、温度や圧力の変化によってその結晶構造を変えるのですね。他の金属にも見られるようです。

αとβの違いに着目した特許はないかと検索し、チタンの製造方法についての明細書を1件読みました。(特開2013-163840 チタン合金およびその製造方法)

この特許についてまとめようと思ってたのですが、もう一つの同素変態の代表例の鉄はどうだろう、と鉄に関する資料をいろいろ当たっていたら、はまり込んでしまった資料があったのでこちらを紹介します。

金属の中の鉄(1)

金属の中の鉄(2)

 

新日鉄住金の資料で、こちらにもアーカイブがまとめられています。

ものづくりの原点 - 科学の世界

鉄の結晶構造、軌道と結晶構造の関係、鉄が常温で体心立方格子、912℃で面心立方格子、1,394℃で再び体心立方格子に戻ること、その性質を活かして他の金属より自由な加工ができること、などなど。

読んでいて、まさに「へぇ~」の連続で、そんなこんなでまたもや20時を過ぎてしまいました。

これで、学習時間7時間の大台にのってしまったのですが、睡眠時間を削った結果なのでこれはダメですね。

昨日は朝、休み中に読みたい本などを5,6冊ざっくり見込んで買ったりしていたので、その辺の時間を切り詰めれば、就寝時間を守っても達成できないわけではなさそうです。

寝させてくれない、鉄の世界。また近いうちに会うでしょうから別れを惜しみつつ先に進みます。

 

4/26(木)の学習記録

学習時間:7h

  • 復習 15m→実績15m
  • 岡野の化学 5h→実績4h50m (115~116)
  • 明細書を読む 1h30m→実績1h55m

4/27(金)の行動計画

  • 復習 15m
  • 岡野の化学 5h+α 
  • 歯医者に行く(昨日読みそびれた明細書を持っていく)