日々の学習記録

7か月目~9か月目の記録 - 自分を信じる

あっという間に季節も変わり、

早くも講座を受講して丸9か月が経過しました。

 

この3か月、毎日過ぎさるのはあっという間でしたが、

振り返ってみると、3か月前が半年以上前の遠い記憶のように感じます。

そのくらい、変化がありました。

1年目の最終コーナーを前に、少し振り返ってみようと思います。

 

7か月目~9か月目の記録

まずは、進捗状況をまとめます。

期間:2018年7月23日~10月21日
(第27週~第39週)

 

進捗状況

学習時間

  • 825時間(平均約9時間/日)
  • 全受講期間の累計学習時間:2,343時間
  • 参考)4-6か月目:862時間、1-3か月目:656時間

主な学習内容

  • 7月末~9月初旬:IBMレジスト特許を読むシリーズ(途中いろいろ脱線)
  • 9月初旬~下旬:半導体製造プロセスの学習(特許明細書を集中して読む)
  • 9月下旬~10月:対訳学習、トライアルに向けての学習

ビデオセミナー視聴状況

  • この期間で視聴したビデオセミナー本数:約295本
  • 全受講期間の合計:約983本
  • メインはIBMレジスト特許、トライアル関連です。
  • その他おやつ系をすきま時間のお供にしています

 

スタートは、自損事故現場から

この3か月。

実はとても暗ーくスタートしておりました。

その理由は、前回の3か月(4~6か月目)の記録にあります。

(リンクを一応貼りましたが、超絶ネガティブなので

閲覧はおすすめしません。朝のさわやかな気分を害する恐れがあります。)

 

何が起こっていたか手短にお話します。

当初8月初めにトライアルを受けようと思い

7月はトライアル関連ビデオの視聴を進めて、自分なりに準備していました。

 

とにかく「半年でトライアルに挑戦する」という気持ちだけ先行していたんですね。

ちなみにこの時、岡野の化学と橋元の物理を終えたぐらいの段階です。

対訳も取っておらず、日本語の明細書も読みこなしていない状態です。

結果、CVすらまともに書けず

さらにそのゴミ箱に入れる手間すら惜しいようなCVを管理人さんに送り付け、

自分のした行為の愚かさに気付き、深く反省しました。

 

ろくすっぽ車の運転の仕方も知らずに路上に出ようとして、

家の壁か何かにぶつかって、「痛い痛い~」って言ってる「イタイ」人。

それが、3か月前の私です。

 

この3か月で変わったこと

この頃から考えると本当に成長しました。

(3か月経ってるんだからそりゃぁね、と思いつつ、

こんな時くらいは自分を少し褒めてやってもいいかな、と)

具体的にどこがどう変わったのか、まとめます。

 

「差」と「つながり」が見えてきた

 

たまにこの8月の時点でトライアルに「特攻」していたら

どうなったかな、と考えることがあります。

もちろん、200%不合格でしょう。

肝心なのはそこから得るものがあったかどうか、ということです。

 

たぶんですが、

とにかくプロになるには遠いなということがわかった」ぐらいで

差を見つめてその後の学習に活かす、

というところまではいかなかったと思います。

トライアルの雰囲気を知るという意味ではよかったかもしれませんが。

 

そして今。

トライアル挑戦に向けて、

明細書の読み込み、対訳学習、トライアル関連ビデオと進めてきました。

まだまだ絶対量は全然足りませんが、それでもどこでどう誤訳したのか、

なぜ管理人さんの検索結果と自分の検索結果が違うのか、

「差」が見えるようになってきました。

 

今まで何となく「よくわからないもの」だと思っていた半導体も

IBM対訳シリーズ、はじめての半導体プロセス (現場の即戦力)

半導体プロセスに関連する日本語明細書を読んでいくことで、

その産業全体における重要性や他分野とのつながりが見えてきました。

今まではせいぜい点と点がつながってになっていたものが、

目は粗いけれど網目状に成長しつつあるのを感じます。

 

「アウトプット教」に転向

 

アウトプットの重要性については、これまで講座でも何度も取り上げられていました。

この本のブックレビューあたりから、

さらにその方向性が強まってきたように感じます。

(該当のビデオセミナーは、「2738号:アウトプットを重視する」です)

 

かくいう私もこの本を読みまして、見事にアウトプット教の信者となりました。

実はこれも、個人的にはかなりタイミングが良かったんです。

と言うのもその当時、IBMの対訳シリーズを進めていたのですが、

どうも「あれだけやったのに身についてないな」と感じることが多かったからです。

 

この本や管理人さんがいろんなビデオで話をしている通り、

図解してみる、ノートに手書きする、ブログで説明してみる、

を意識した学習に切り替えました。

 

これが9月上旬のことですから、約1か月半。

肝心の効果ですが、定量的には言えないんですが確実にあります。

何より、ブログ記事を書くのがさらに楽しくなりました。

 

・・・そういうことじゃ、ないですよね。

でも、これも大切なことだと思うんです。

特に9月下旬にワードプレスのテーマを有料テーマに変更してから、

明らかにテンションが上がりました。

すでに元をとったな、と思えるほどの効果です。

 

話を戻しますと、アウトプットの効果は確実にあると思っています。

特に図解は、見てトレースするだけでも意外と難しく、

「こうなってたのか」という気づきがあります。

 

そしてブログ記事として人に説明する訓練をすることで

わかっていないことがわかりますし、

どうしたらもっとわかりやすく説明できるだろうか、と考えるようになります。

そして「これブログの記事にしよう」と、学習した内容も含め

生活のあらゆるところに注意が向くようになります。

 

文章力こそ、毎日の積み重ねなのではないかと感じています。

昨日より少しでも良いアウトプットができるよう、

今後もアウトプットを重視した学習を続けていく予定です。

 

ネガティブ思考からの脱却

 

この3か月で変化したもの。

もしかしたら、マインドの変化が一番大きいかもしれません。

 

その大きなきっかけは何度かブログでも取り上げてきた、

ビデオセミナー(視聴時の感想の記事)と

その時に紹介されていた本・英雄の書(本の感想の記事)です。

もちろん良い本なんですが、

実はそこまで特別なことを言っているわけではないのです。

 

硬いダイヤモンドも、劈開性によってある方向からの力ですっと割れる。

それと同じように、結晶化した私の「ネガティブマインド」に

ちょうどいい角度ですっと入り込んで、割れた。

そんな感じがしています。

 

今までは何か失敗した後、「失敗した」こと自体にフォーカスしてしまい、

「どうすれば次同じ失敗をしないか」を冷静に考えることができていませんでした。

 

強固な「ネガティブ結晶」が割れた今、

たとえトライアルに落ちても、

そこから冷静に「足りないもの」を見つめて次に活かせるのではないか、と

思っています。

 

次の3か月の課題

さて、いいことばかり書いてきましたが、現実に戻ります。

1年目の目標は、プロになることです。

そのためには、まずトライアルに合格しなくてはなりません。

 

解決すべき課題は、むしろ山がはっきり見えてきたことで

以前より多くなったように感じます。

 

それでも、目標は変えません。

次の3か月の課題は、プロとの差をつめるための課題です。

2つ、挙げます。

 

時間の使い方の改善

 

ひとつは、時間の使い方の改善です。

具体的には、「集中して勉強できる時間を増やす」ことです。

 

今まで「学習時間を増やす」ことはかなり意識してやってきました。

ただ、当たり前のことなんですが、大切なのは「時間の総量」ではなく

その時間をかけてどれだけの成果を得たか=プロに近づいたか」です。

 

この観点から見て、私は時間の使い方が全然なってませんでした。

必要な睡眠時間を目先の学習時間の確保のために削ってしまったり、

「プロになる」というゴールを意識せずに自己満足の勉強を続けてしまったり。

 

目標達成のために、限られた時間をどう振り分けるのか。

どんなに頑張ったって、

結果を出せなければそれは「やっていない」ことと同じ。

そのくらいの厳しさを持って、時間の使い方を見直します。

 

一文一文と向き合うことから逃げない

 

そしてもうひとつは、

「一文一文と向き合うことから逃げない」ことです。

ここ最近、ずっとこのことが頭から離れません。

対訳学習でも最後の最後まで自分の感じた違和感や、わからないことに

とことん向き合うということができていません。

 

この問題を克服しないとプロにはなれないということは

良く「わかっている」つもりです。

「できていない」のでわかっているとは言えないのですけどね。

 

昨日も同じようなことを考えていて、

「スキーム云々よりマインドの問題」と書きました。

もちろん、最後はマインドの問題なのかもしれません。

 

ですが、自分が逃げたいと思った時一体何を考えていたのか、

どういう問題に向き合うとそう感じるのか。

もう少し冷静に分析してみることで、

改善の糸口が見えてくるのではないかと思っています。

 

自分を信じる

このまま勉強を続けていて、果たして私はプロになれるのだろうか。

かけた時間の割に、成果が出ていないのではないか。

そんな気持ちに、囚われることがありました。

 

それでも、

雪崩を起こしつつあるノート、

増えていく知子の情報のカード数、

ブログの記事。

 

これらの「積み上げてきたもの」の存在が、

今まで持ちえなかった「自分を信じる」持ちにつながっています。

 

次の3か月。

これまでとは比較にならないくらい、きつい日々になるでしょう。

まずは自分を信じること。

そして自分を俯瞰して、冷静に差を見つめて打ち直すこと。

それができれば、目標達成できると思っています。

 

1周目の最終コーナーを回った、最後の直線。

加速して、と、浮き上がります。