読書

効率的な勉強方法を学ぶのにおすすめの本:脳が喜ぶ最強の勉強法

一生懸命勉強しているのに、なかなか頭に入らない。

どうしても苦手な科目を後回しにしてしまう。

 

そんなこと、ありませんか。

どんな科目も大好き、一度勉強したら忘れない。

そんな人はごくわずかで、だいたい私たちは「勉強上のお悩み」を抱えています。

上の2つは、実は数学の本をずっと後回しにし続けている私の悩みでもあります。

 

でも、脳のしくみを知ることで改善策があることがわかりました。

あなたのお悩みも、この本を読むことで解決に向かうかもしれません。

 

今回は「今すぐできる!! 脳が喜ぶ最強の勉強法」という本をご紹介します。

 

本の概要

本の内容

この本はひとことで言うと、

脳のしくみを知って効率よく勉強する方法

について書かれた本です。

 

具体的には次の6項目に沿って、それぞれの専門家による「科学的に正しい方法」が説明されています。

  1. 記憶力の鍛え方
  2. 集中力の高め方
  3. モチベーションの高め方
  4. 生体リズムからみた最適な生活習慣・勉強習慣
  5. 脳によい食事の摂り方
  6. 脳の疲れを取る休息法

 

本をおすすめする理由

「勉強法の本」って、いっぱいありますよね。

私もこれまでに何冊か読んできました。

その中でも、この本は「ぜひ一度読んでほしい!」とおすすめできる本です。

その理由は次の3点です。

 

  1. 仕事やプライベートにも応用が利く
  2. 自分に最適な勉強方法がわかる
  3. すぐに実践できる

 

理由について、少しだけ説明していきます。

①仕事やプライベートにも応用が利く

この本のエッセンスは、脳や体のしくみを知って、できるだけ脳に負担がかからない形で勉強する、というところにあります。

記憶術やモチベーションの高め方だけではなく、食事の摂り方(いつ、何を食べるか)や休息法にまで踏み込んで書かれています。

 

つまりざっくりいうと、「科学的に根拠のある、無理なく最大のパフォーマンスが出せる方法」について書かれているのですね。

なので、「勉強効率を上げる」本ではあるのですが、実はこれを実践すれば勉強だけではなく仕事も、プライベートも最適化でき、「人生の質」そのものを上げることにつながるのです。

 

②自分に最適な勉強方法がわかる

昼間初めて会った人を夜思いだそうとした時、まず何が思い浮かぶでしょうか。

顔?名前?はたまた頂いた名刺のデザイン?

 

新しく入ってきた情報をどのように処理するかは、個人差があります。

大きくわけると映像、文字、音声、どれで捉えるかの違いです。

その違いによって、効果のある勉強法もまた異なります

 

この本には、上記の3つがそれぞれ2つに細分化され、計6パターンから自分のパターンを知ることのできる「認知特性テスト」が付属しています

 

ちなみに私は、「辞書タイプ」という区分に分類され、「覚えるべき内容を文字化・文章化する学習方法が適している」という結果でした。

このタイプは映像のみによる情報を整理するのが苦手とのことですが、確かにその通りです。

自分のパターンを知ることで自分に最適な勉強法を知り、「他の人がおすすめしているけど自分には合わない」勉強法を続けることがなくなりますね。

 

③すぐに実践できる

それぞれの項目のまとめとして、「今すぐできる」アドバイスが書かれています。

例えば、モチベーションを上げる方法の章のある項目には、次のように書かれています。

 

  1. 勉強は胸を張った姿勢で取り組む
  2. 適度な有酸素運動で脳を活性化させる

この項目では、堂々とした姿勢をしていると積極的な気持ちになるテストステロンというホルモンが分泌され、モチベーションの維持につながることが説明されています。

 

「胸を張って勉強するとモチベーションが維持できる」

これを実践するのに必要なものは何もありません。

ちょっと、やってみようという気になりますよね。

 

どんな本でもそうですが、「読み終わった、ためになった!」では身につきませんよね。

本の内容を実践することが何よりも大切です。

この本には、このように「すぐできる」アドバイスが豊富なので、「やってみよう!」という気持ちになります。

 

脳が喜ぶ勉強法とは?

内容がぎっしりつまった本なので、ここで勉強法の一つ一つを取り上げることはできません。

個人的にポイントだなと思った次の2点に絞って、少しだけご紹介します。

ポイント1:脳をだまそう!

ポイント2:生体リズムに合った学習習慣を身につけよう!

 

ポイント1:脳をだまそう!

吊り橋効果(吊り橋理論)、ご存じでしょうか。

不安や危険を感じる場所で出会うと、そのドキドキを相手に対するドキドキと勘違いし「もしやこれは恋なのでは?」と脳が勘違いしてしまうことを指します。

 

モチベーションが上がらない、集中力が途切れてしまう・・・これらの悩みも、「脳をだます」ことで解決できます。

いくつか、具体的にご紹介します。

 

①目標設定:偽物のゴールを設定する

脳は、「もうすぐ終わる」「だいたいできた」と思うとそこで活動が低下してしまいます。

なので、ゴールが近づいてきたら「ここからが本番」と意識するとよいとされています。

 

とはいえ、ゴールが見えているのに「まだまだこれから」と思うのはかなり難しいのではないでしょうか。

そんなときは、ゴールそのものをずらしてしまえばよい、つまり目標を引き上げてしまえばよいのです。

本でも、子どもの50メートル走でゴールを5メートル先に設定したところ、7割の子どものタイムが縮まったという結果が紹介されています。

ゴール(目標)を3割増しにして、本当のゴールを100%の力で駆け抜けましょう。

 

②モチベーション:「好きになった」ふりをする

嫌いなものを避けるのは、脳の本能です。

そのため、「苦手だな、嫌だな」と思うことを私たちは後回しにしてしまいがちです。

気がつくと好きな教科ばかり勉強している、そんなことありませんか。

 

この根本的な解決策はもちろん「好きになること」なのですが、なんと「好きになろうと努力する」だけで効果があるとのことです。

「好きになろうと努力する」具体例としては、笑顔になること

笑顔を作っていると脳が錯覚を起こし、否定的な感情が生まれにくくなります。

 

笑顔のほかにも、「面白いと思うポイントを見つける」、「苦手意識を分析してみて興味を持つ」などが「好きになる努力」として紹介されています。

これも、勉強だけではなくプライベートや仕事にも応用できる脳のしくみですね。

 

③記憶術:接触回数を増やして「重要」だと思わせる

学んだことを定着させるには何度も復習をするのがよい、というのは聞いたことがあると思います。

情報は脳の海馬という部分で短期記憶として一時的に保管され、海馬に「この情報は重要」と判断された情報が大脳皮質に送られ、「長期記憶」として定着します。

 

海馬は同じ情報が何度も入ってくれば、実際は重要でなくても「この情報は重要なんだ」と思い込み、記憶が長期記憶として定着します。

つまり、海馬を騙して「これは重要な情報」と思い込ませるには、やはり何度も復習して覚えることが最も効率がよい方法なのです。

本によると、復習に最適なタイミングは勉強した翌日、3日後、1週間後、21日後、30日後、45日後、60日後・・・という周期なのですが、これはかなり大変です。

勉強した翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後の周期で復習することでも、記憶の定着率は向上するとされています。

 

ポイント2:生体リズムに合った学習習慣を身につけよう!

勉強は朝がいい、というのはよく聞く話ですね。

確かに、起床4時間以内は1日の中で脳のパフォーマンスが最大になる時間ですので、朝勉強するのが一番です。

ただ、そこから一歩踏み込んで、「どの時間にどんな項目を勉強すればより効果的か」についてこの本には書かれています。

詳細はぜひ本をご覧頂きたいのですが、生体リズムとの関係から次のように学習をすすめると効果的だとされています。

 

朝~午前中

昨日の復習(繰り返すことで記憶に定着させるため)

脳への負荷が高い学習(新しい分野・難易度が高いもの)

午後

(午後の早い時間:処理スピード遅い)作業など、難易度の低いもの

(夕方:処理スピード速い)練習問題、復習、得意分野の勉強など

●夜

(就寝直前:記憶が定着しやすい)暗記する

 

 

まとめ

今すぐできる!! 脳が喜ぶ最強の勉強法」についてご紹介しました。

 

脳と体のしくみを知ることで、同じ時間でも効率良く、そして無理なく勉強を続けることができます。

本を読むと、「これは早速取り入れよう」と思う項目がいくつか出てくるはずです。

すべてを一度に実行するのも大変なので、少しずつ取り入れて、効果を実感していきたいですね。

 

私もいくつか「意識して取り入れること」をピックアップしました。

まず1ヶ月取り組んでみます。

結果がどうなったか、1ヶ月後にまたご報告します。