仕事の記録

2020年18週目のログ:ボルダリングと雪山登山

18週目の記録

  • 実ジョブをひたすら進める

作業時間:104時間

 

(かなりぐだぐだと、頭に思い浮かんだまま書きますのでご了承ください。ちゃんとした記事はまた納品後にでも)

 

先週頂いた実ジョブ。

今週から翻訳作業を開始しました。

いろいろ言いたいことはあるのですが、一言でいうと、自分の甘さを痛感しております。

もうすこしポジティブに書けば、マジで「実ジョブこそが一番の勉強」だな、と。

 

あれ、一応去年実ジョブやってたじゃんか、と思われるかもしれません。

やってました。そして最初の1件の納品後は本当に疲れ果ててました(やはり1件目から「引きが強かった」です、その時も。あとで振り返っても結構難しい案件だったので)。

自分でもちょっと懐かしくなったのでその時のブログ記事を見ました。

5/30~6/1のログ:はじめの一歩は、ちょっと険しい5/30~6/1の記録 ひたすら実ジョブ 実ジョブモードになってから、丸3日が経過しました。 いただいた案件は複数あ...

 

上のブログ記事の最後に、こう書かれています。

面白くもなんともない記録ですが、恐らく1年後あたりにこれを見たら、

あの時そういえばめっちゃテンパったわ」と今の心境を思い出すと思うので。

 

いや~。うん。

テンパってたね。テンパってました。

 

でも、今はもっとテンパってますよ、その時の10倍以上の量+ハイブリッドオブハイブリッド案件で、と過去の自分に伝えたいです。

 

やっぱり頭も体も、練習通りには動きません。

訳語確定に手間取り、スケジュール通りに進まず、でも「1回で(少なくとも8割は)決める」レベルで進めないと後でえらいことになる、あー、化学と物理でこれやったのは覚えてるけど、何だっけ・・・、マジ、ちゃんと勉強しとけよ自分。

 

てな感じでした。

そして、やっぱり常に喉がカラカラで肩がコリコリになってました(緊張するとこうなります)。

 

一応自分のフォローをしておくと、今回の案件は、たまたま去年のメディカル系の実ジョブでは登場してこなかった体の部位にスポットが当たっていたので、かなり基礎的な機序から勉強しました。

そのおかげで、「これ知らない人は引っかかるだろうなぁ」と思うところも、きちんと理解して訳せていると思っています。

そして、これまで勉強したことももちろん出てくるので、あそこで勉強しといてよかったな~と思うこともしばしばでした(もちろん、まだまだ足りないのは承知の上ですが)。

 

今回、実施例がこれまでであまり触れたことのないものだったので(ベースは化学と物理にあるのですが)、そこで苦労しています。

ただ、後の部分は「いつもの」的なところも多いのと、やはり1日目よりも今のほうがスピードが出てきているので、ビハインドしている分は取り戻せると踏んでいます。

 

それでも、確実に、絶対に納期通りに検収できるレベルの納品物を提出しなければならない。

このプレッシャーはやはり、すさまじいです。

長丁場だから余計にかもしれません。

 

今思うのは、当たり前すぎることですが、実ジョブと「実ジョブシミュレーション」はまったく違うということです。

どんなに負荷をかけたとしても、「失敗へのリアルな恐怖」がないからです。

 

いくら難易度の高いボルダリングでも、管理された中でやっていれば死ぬことはめったにないでしょう(たぶん)。

なかなかよい例えが思いつきませんが、「実ジョブシミュレーション」はこれに近いイメージです。

 

実ジョブはやはり登山でしょう。

同じ山はありません。どこからどう登るかも自由です。

こんな山ちょろい、と思ってもそこかしこに死の危険が潜んでいます。

 

今、ちょっとした雪山を登っている気分です。

先週までは、「でかいなー、どこから登ろうかなー、楽しみだなー」と頭がお花畑でした。

登り始めた今週、「やばい。このままじゃたぶん遭難するわ。先が見えない」状態になりました。

でも、絶対に期日までに山頂に到着しないといけないのです。

でなければ、死あるのみ。

 

雪山で遭難して、生きて帰りたかったら何はともあれ、「生きて帰る!」と強く願うでしょう。

今、毎日、「大丈夫、進んでいる、納期通りにきちんと納品できる」と自分で自分を励ましています(もちろん、精神論だけではなくてスケジュールを管理して進めています)。

あとは、体をあたためたりほぐしたり栄養のあるものを食べたり。

 

これまで、マインドも含めこのあたりの自己管理がとても苦手だったのですが、人間本当に「それをしないと死ぬ」状況に追い込まれたらやるのだなぁと思います。

 

この山を登り切って、さらに次の山からの景色を見るために、来週も頑張ります。

 

 

明日朝見返したら消したくなるくらい支離滅裂ですが、記録としてはちょうどいいでしょう。

このメモを、1年後の自分へ捧げます。

「そんなこともあったねぇ、まぁ今ではざっくり当時の半分の時間でできるかなーははは」と笑っている自分へ。