翻訳スピードが上がったのを実感したのもつかの間、英語の案件に大苦戦。
「名簿に載っただけ」だった取引先からもついにお声がかかり、
残暑とともになかなかアツい1週間となった、9月第1週目を振り返ります。
学習記録
学習時間
学習時間:90時間10分
- 純粋な学習時間:34時間10分
- 実ジョブ:51時間15分
- ブログ記事:3時間40分
- 読書:1時間5分
今週後半のログ
学習内容
- 実ジョブ(中国語、英語・22~25件目)
- 治験翻訳の学習(対訳と比較、イートモでトレーニング)
- 実ジョブ関連の学習(頭頸部疾患など)
- ツールの学習(PAT-Transerなど)
時間の記録

今の時間管理表の時間軸は2:00~21:00なのですが、最近下に振り切れていることが多いです。
夕方にジョブの依頼が来ることが多く、短納期のものが多いのでどうしても少し進めておきたいという気持ちがあるためです。
いままではなるべく起床・就寝時間を固定しようと思っていました。
ですが今後は、緊急事態で無い限り最低6時間の睡眠時間を確保(できれば6時間半)する前提で、あまり「いつも同じ時間に寝ること」にはこだわり過ぎないようにしようと思います。
一番右の日曜日は疲れが溜まっている感があったのとPC設定に苦戦していたこともあり(後述します)、半分作業デーになってしまいました。
ジョブの内容が少し変わった1週間
今週はジョブが少し多めでした。最終見直しのみの水曜日を含めれば、毎日何かしらジョブを進めていました。
そしてこれまでは1社より中国語の類似案件を頂いていたのですが、今週はなかなかバラエティ豊かでした。
少しまとめます。内容は大きなジャンルとしてはすべて診断書翻訳です。
- 22件目:英語
- 23件目:英語(+今まで取り扱ったことのない文書)
- 24件目:中国語・新規取引先より
- 25件目:中国語
22件目の英語については前半のログ、23件目については後半のログに書いたものです。
英語の案件が連続してきたこと、そして新規の取引先から打診を頂いたことがこれまでとの大きな違いです。
新規取引先の案件についてはすでに納品しました。
やはりちょっと緊張していたのか、普段だったらしないようなミスにチェックの段階で気づきました。
EKWordsでのチェックの際に気づいたのですが、やはり頼りになります。
ここでもしスルーしてしまったとしても、次にJustRight!でも同じミスは拾えるようにしているので、このミスを野放しにして納品することはないはずです。
(EKWordsはフリーですしいろいろ使い出があるソフトなので、まだの方は一度使ってみてください。こちらの過去記事で少し紹介していますので、よろしければご覧ください)
中国語案件・英語案件の付き合い方と新規開拓
今回英語案件が連続して来たのは、たまたまそのタイミングだったからというのもあるのでしょうが、「とりあえず任せても大丈夫そう」と思って頂けた(と思う)ので、これは前にも書きましたが、とてもうれしかったです。
そして新規でお声がけ頂いた取引先の方は、7月のトライアルなしでの登録から初めての打診です。
どういう事情かはわかりませんが、これはチャンスだと思いベストで納品しました。
たとえ次につながらなくても悔いはないですし、客観的な自分のレベルを知れたという意味ではいずれにしてもプラスです。
これからも仕事は可能な限り、言語にかかわらず引き受けていきたいと思っています。
といいながらも、「中国語と英語のごちゃまぜ状態」の現状でいいのか、今週は少し考えることがありました。
メモリを構築して処理スピードを上げるには、どちらかに絞ったほうが効率はよくなるだろう、このままではどっちつかずになってしまうのではないかという感覚があったからです。
あとは仮に新規取引先からの中国語の依頼が恒常的に来るようになった場合、英日メディカル(まずは治験翻訳で応募予定です)の新規開拓との兼ね合いはどうしようか、ということも頭に浮かびました。
まあ、また「考えても仕方のないこと」を考えてましたね。
仕事が来るか来ないか、どんな仕事が来るかは相手次第です。
引き続き実ジョブの処理スピードを上げつつ、なるべく時間を作って英日の勉強をして、トライアルも受けていくという「やるべきことを淡々とやっていく」こと、そして状況を見ながら臨機応変に対応していくことが大切だと思っています。
ただ、「処理スピードを上げる」ことは言語問わず常に意識しないと、レベルは上がりませんし年収も上がらないということが実感としてわかってきました。
案件で学んだことを血肉にすること、ツールの利用を含めた翻訳スキームに見直しできる箇所がないか常に考えること、これらを継続していきます。
to doの消化と新しい仲間
今週は処理スピード向上の一環として、PAT-Transerをいじってみたり、秀丸のマクロをいくつか追加したり、これまで後回しにしていたto doを案件の隙間で片付けていきました。
やっぱり、ずっと to doに溜まっていたものがなくなるのは単純にすっきりします(もっと早くやれよ、というのはごもっともです)。
ずっと、「後でもいいか」と思っていたんですね。
じゃあなぜ今やったのかというと、やはり上で書いた「中国語も英語もやっていくなら(そうでなくてもですが)、もっとスピードアップを目指さないと難しい」という現実を目の当たりにしたからです。
そして、いろんなツールを立ち上げていると、やはりディスプレイがとてもビジーな感じになります。
ということで、新たなto do ができてそれを片付けました。
3枚目のディスプレイの登場です。
ディスプレイ回りや壁にはいろいろ貼ってあるので隠します。

左右に縦2つにしようかと思いましたが、やはり横の方が見やすいのでとりあえずこんな感じにしました。
実は今回、設定までにかなり苦戦しました。
ただ、「うまくいかなかった理由」もよくわからず、「何とかなった理由」も、「いろいろいじっていたらなんとかなった」というレベルなので有用な情報として共有できずに申し訳ないです。
一つだけいいたいのは、「パソコンは有線接続のものにしましょう」ということです。多分それで、解決はもっと早かったと思うので。
何が起こったかざっくり書くと、
トリプルディスプレイににできることを確認。ただ、そのまま空いているポートに差しても無理でアダプタが必要との情報を得る
↓
いろいろ調べて、アダプタ(PC本体のディスプレイ出力用USBポートに差してVGA変換するもの)を購入
↓
3枚目のモニタに接続しちゃんと映った。
ところがなぜかデスクトップPCのネットワーク接続が切れてしまう。
(無線接続です。他に同じ無線に接続しているノートPC、スマホは問題なし)
↓
恐らくは無線妨害かなにかが発生している?
↓
またいろいろ調べて、違うアダプタを購入(USB-Display Port変換アダプタ)
↓
問題なく映り、ネットワークも問題なし。
しかしなぜかマウスのポインタを3枚目のモニタ領域に持っていくことができない。
↓
ケーブルのつなぎ方、モニタの置き方、マウスを変えるなど試行錯誤、最終的にディスプレイ設定をいろいろいじったら突然マウスが3画面普通に動くようになった。
・・・といった感じです。
思いがけずかなりの時間を使ってしまいましたが、モニタが1枚増えることで作業効率は確実に上がるはずです。
日曜日はもともと少しゆっくりする予定ではあったのですが、予想以上にゆっくりしすぎてしまいました。
通常モードに切り替えて、英日トライアルの準備期間として次の1週間を新入りディスプレイとともに駆け抜けます。
34週目の予定
英日トライアル準備(CV改定、対訳のある素材を使って翻訳学習)をメインに進めます。
仕事が少なく学習の進捗が順調であれば、9/15にまず1社、応募します。
レートはひとまず置いておいて、早く実ジョブで経験を積めることを優先します。
そのためにはトライアルを早めに受けて、まずは自分のレベルを知ること、厳しそうであればそこから再度作戦を立て直すことが重要だと思っています。
*今回のアイキャッチ画像は手持ちの「おかしな日本語シリーズ」の中の1枚、中国雲南省の麗江古城より(2013年10月)。
日本語訳がおかしなことになっています(「買い物をするのは理性を失うはずです→理性を持って買い物しましょう」)。
少数民族関連のお店が建ち並んだテーマパークのような場所での看板です。
「なんでこんな訳になったんだろうな」「そもそもなんでこんな看板が必要なんだろうか」と考えるとなかなか楽しいです。