レバレッジ特許翻訳講座について

2020年の振り返りと卒業にあたって

激動の2020年も、残すところあとわずかですね。

やっぱり年末には一度総括すべきだなと思い、少し振り返ります。

2020年のダイジェスト

1月:講座の正式受講期間が終了、12月までの約1年の延長期間を頂く

1月~3月:バイオメディカル系特許翻訳者を目指して学習に専念

4月:トライアル合格(バイオメディカル系特許翻訳)、初の特許翻訳案件を受注

5月~12月:間にトライアル応募などをはさみつつもほぼ仕事一色

12月:夏に受験したトライアルの合格連絡、案件受注

ざっくりまとめるとこんな感じですね。

これだけ切り取ると、なかなか順調に見えるかもしれません(学習開始して3年目というのを差し引いても)。

 

ただ、今だから言いますが、1~3月はほんとうにしんどかったです。

管理人さんからは、「とにかく目の前のことに集中しろ。勉強するマシーンになるのだ!」と言われてましたが、どちらかというと「勉強するゾンビ」のほうが近かったですね。

この期間は、「とにかく毎日やることをやる」ことだけを自分に課していました。なので、日付が変わるくらいまでやっていて、翌朝3時4時ぐらいに起きるなんてこともしていました。

この時期は明らかに神経伝達系がバグっているような感じで、「寝ぼけ」というより幻覚に近いようなものを見たり、字が書けなくなったり、被害妄想にとらわれたり、ここには書けないその他いろいろ、まあひどい状況でした。

 

その後の実ジョブも、案件をこなすうちに楽になってきた部分はありますが、逆にだんだんと「差」(他の翻訳者との差、自分の目標との差)が見えてきて、実ジョブを頂き始めた当初よりも、今の方が断然危機感を持って取り組んでいる状態です。

 

目標達成状況

今年の初めに立てた目標は、「売上400万レベルになること」でした。

この目標自体は達成できたのですが、実は「売上400万レベル」の内訳を見ると、その達成状況にはかなり偏りがあります。

レート、月の処理量、稼働率(継続的な取引のある取引先数で数値化)がその内訳なのですが、このうち、月の処理量のみ目標を超えています。

また、その処理量も、稼働時間を増やして(平均で11時間ほど)カバーしているというのが現状です。

 

とはいえ、当初の処理量の目標値(3.5万ワード/月)から現状の5~6万ワード(無理すればそれ以上)に大きく伸ばせたことは評価すべきだと思っています。

時給換算でも、これまでの全案件の平均で約1500円、直近5件の平均で約2000円(最高で約2600円)と、着実に伸びています。

 

生産性を高めて処理量を増やすのが「一番取り組みやすい」方法ではあるのですが、やはりここだけを強化してもダメで、レート、稼働率も上げていなかければどこかで頭打ちになってしまうな、という実感があります。

ただ、現状からレートと稼働率を上げるためには、時間を余らせて仕込みをする必要があるので、やはりまずは生産性を高めないといけないわけです。

この「処理量(スピード)×レート×稼働率」のシンプルな式に、「自分の人生のQOL」という要素を掛け合わせた最適解を探っていくことが、今後翻訳者としてレベルを上げつつ、稼いでいくために大切なことだと思っています。

 

2021年の目標

今年も売上目標を同じように数値化しました。

ここには書きませんが、これは必ず、なんとしても達成すると自分に約束しています。

講座を卒業して、自分自身で軌道修正しながら目標を達成することができれば、大きな自信にもなります。

 

もう1つの大きな目標は、「100%に近いパフォーマンスを維持できる生活習慣を確立すること」です。

これも、これまではなかなか改善ができませんでしたが最近はこの大切さが身に沁みてきたので、カフェイン断ちしたり、筋トレを習慣化したり、7時間睡眠を確保したりと、実際に行動に移して成果も実感できています。

引越したら今よりも運動にはよい環境になるので、まずは散歩から、毎日の習慣にして心身の健康を維持します。

 

卒業にあたって

さて。

あと2日で約3年間居座り続けた「レバレッジ特許翻訳講座」もいよいよ卒業となります。

 

何だかんだ、あれやこれやとありましたが、稼げる状態になって卒業できることをうれしく思います。

そして、「好きなところに住む」生活を実現できることも。

他にもいろいろ行きたい場所はあるので、目標を設定して数年ごとに移り住むような生活ができるように、これからはひとりで自分をコントロールしつつ、さらに上を目指します。

 

管理人さんには、何度お礼を言っても足りません。

「親父にもぶたれたことないのに!」

と何度も思いましたけど(笑)

 

「あの頃は育ての父に毎日のようにぶん殴られたな」

と数年経って懐かしく思うのでしょう。

 

そして、講座の卒業生、一緒に走ってきた卒業生・受講生、あとから猛烈に追い上げてくる受講生の皆さん。

貴重な情報・体験の共有、そして励ましのメッセージ。何よりも誰もが誰よりも努力している姿勢。

さまざまな気づきが、前に進む原動力になりました。

本当にありがとうございました。

いつかどこかでひょっこりお会い(再会)できたらな、と思います。

 

それでは。