私について

旅支度を万全に、ステキな「英雄の旅」をどうぞ

これからを考える前に、これまでを振り返る

昨日のこちらの記事の続きです。

自分を知り、人生を変える ー「英雄の旅」の始まり「ドラえもーん!!」と叫んだ、仕事納めの朝 どうにかこうにか、昨日今年の仕事を納めてきました。 帰って本を読むんだ!という思いが脳の...

「英雄の旅」、1日かけて読み終えました。

約500ページ。それこそ長い旅に出かけて戻ってきたような気分です。

これからの生きる指針を得たいという気持ちから本を読み始めたのですが、

期せずしてこれまでの人生を深く深く見つめる機会になりました。

 

今日は本の紹介を兼ねて、自分の活性化している・していない

アーキタイプについて、自己分析してみます。

実はここに書くよりもっと深いところまで潜っていったのですが、

それはかなり赤裸々な告白になってしまうので、記事を分けます。

(記事はこちら→こじらせ女子の半生

 

あらためて、「英雄の旅」とは

この本でいう旅とは、人生そのものです。

自我を獲得して旅に出る「準備」をし、「旅」の中で本当の自分を見つけて、

旅で得た報酬を引っ提げて「帰還」し、自己表現を通じて他者(社会)を変容させる。

この「準備・旅・帰還」のサイクルの繰り返しです。

 

幼年期から老年期へ向かう人生のステージと、

それぞれのステージに影響を与えるアーキタイプは次のような関係があります。

人生のステージとアーキタイプ

  • 幼年期:幼子、孤児 [準備]
  • 青年期:探求者、求愛者[旅]
  • 成人期:戦士、援助者[準備]
  • 中年移行期:破壊者、創造者[旅]
  • 円熟期:統治者、魔術師[帰還]
  • 老年期:賢者、道化[帰還]

幼年期から、着実にその時期に経験すべきことを経験し学んでいれば

徐々にステージが変わり、

最終的には「ありのままの自分で、毎日やりたいことをやれる」

道化のステージに到達します。

 

ただ、この順番通りに順調に成長している人はまれで、

幼子、孤児といったアーキタイプがその年代にしか

出ないというわけではありません。

 

とは言え、準備不足で旅に出かけてしまうとどうなるでしょう。

必要なものがなくて旅を楽しめない、

あるいは途中で旅をあきらめざるを得ない状態になりますよね。

人生の旅も同様に、

次へ進むためにはやはり段階を追って成長していく必要があります。

 

私は今一番活性化しているアーキタイプが「探求者」でした。

「探求者」は、「旅」ステージの最初に表れる、

「より良い生き方」を模索する手助けをするアーキタイプです。

 

今、私は本当の自分の人生を生きたいという気持ちを持って、

日々もがいています。

昨日の記事で書きましたが、アーキタイプの「影」の面のひとつ、

「常に到達不能な目標を達成しようとする」がぴたりと当てはまっていたこともあり、

「探求者」が活性化していることに納得していました。

ですが、本を読み進めていくうちに、ちょっと違うなと思いました。

 

そしてダントツに低かった、「統治者」のアーキタイプ。

統治者は旅を終えた「帰還」ステージのアーキタイプです。

なので、まだそのステージではないから低いのかと思っていましたが、

これもちょっと、違うなと感じました。

 

アーキタイプの状態を自己分析する

そこで、自分なりになぜこれらのアーキタイプが強く、あるいは弱く出ているのか

考えてみました。

探求者

 

確かに、「もっと良い人生を歩みたい」という思いがあって、

現に会社員からフリーランスへの転身を考えている身としては

「探求者」のアーキタイプが強く出ているのはありがたいことです。

 

ですが、本を読んで私はまだ、「旅」に出る段階ではないことがわかりました。

旅の準備が、十分に済んでいなかったのです。

 

準備ステージには、幼子、孤児、戦士、援助者の段階があり、

ここで旅に必要な自我(確固たる自分、自分と他人を区別する能力)を

身に着けておく必要があります。

私は特に「孤児」「援助者」ステージに問題を抱えており、

自我が十分に発達していない状態で、漠然と旅に出て迷子になっていました。

 

では「探求者」が強く出た理由とは何なんでしょうか。

私が思ったのは、「求められた女性性への反発心」です。

 

いきなり何だ、とお思いでしょう。

「探求者」と同じステージで出るのが、「求愛者」なんですね。

次の「戦士」「援助者」と同様にこの2つの出方には性差があり、

「探求者」と「戦士」は男性、「求愛者」と「援助者」は女性に

強く出やすいとされています。

 

本でもかなりのページを割いて、ジェンダーと旅の形について

説明がされています。

最近は昔よりも「女性はこうあるべき」という風潮ではなくなっているので、

「探求者」と「戦士」のアーキタイプを強く持つ女性も多くなっています。

 

私の場合、小さいころから「女性であること」に対して反発心を抱いていました。

それはおそらく、親からの(特に父親からの)「女の子らしくしろ」という

メッセージに対する反発だったと思います。

男の子と遊ぶことが多く、髪の毛は短い、スカートも履かない・・・

そんな子供でした。今でもあまり、変わってません。

そして人に甘える、愛情を求めるということも苦手です。

 

この辺に向き合わずうやむやにしてきたことが

「準備もできてないのにあてもなく飛び出す」ことに

つながったのではないかと思います。

 

統治者

 

統治者は旅を終えて帰還し、今までに身に着けた能力で王国を繁栄させます。

今まで出会ったアーキタイプが高いレベルで統合されていないと

王国の繁栄を維持することは難しいため、自分自身を深く知り

失敗を含めて全ての責任を負う覚悟を持っています。

 

本には、統治者が活性化するのは、

「自分の人生は自分の責任で選ぶ」という主張を行う時機やこれまで選んできた人生をそのままの形で発展させる時機が巡ってきたという合図(p.290)

であると書かれています。

 

「旅」の準備段階にある自分にとっては確かに先の話なので、

活性化するはずもないなとは思いました。

ただ、気になったのは本に書かれていた、アーキタイプの診断結果についての見方です。

一番低いアーキタイプ:押さえつけたり無視したほうがいいと思っているアーキタイプ

①過去に活性化させすぎた経験があって、”アレルギー”反応を示している

②好ましく思っていないので自分の人生で活動させたくない(あるいは、活動しているのを認めたくない)(p.471) 

活性化していない=まだ目覚めていない、今は関係ないくらいに考えていたのですが、

どうやら違うようです。

上で行くと恐らく②でしょうね。

つまりは、統治者にはなりたくないという気持ちの表れだと思うんです。

どういうことかというと、

「自分の人生に責任を持てない・持とうとしていない」んです。

 

他人の人生に乗っかっている、あるいは大きな流れにただ流されていれば、

何かあってもあの人が悪い、時代が悪いで済みます。

今まで、そうやって生きてきました。

それじゃだめだよな、と思ってようやく行動しだしたこの1年。

まだ、潜在意識下ではどこまでも受け身なんだな、ということに気付きました。

 

ただ、やっぱりちゃんと準備をして旅に出て、

途中でモンスターにかじられながら経験を積んで、という過程を経ないと

「自分の人生に責任を持つ」という感覚を持ちえないのかなとも思います。

 

なので今やることはまず、準備不足だったところを埋めるところですね。

それには「殺したつもりだったけど生きてるゾンビのような過去」を

一度引っ張りだして、成仏させることが必要だと思っています。

 

旅を考える意義

本には、各章の終わりにエクササイズがついています。

全てを1日でやりきるのはたぶん無理だと思いますが、

気になるアーキタイプについてのエクササイズ

(例えば、過去もしくは今「幼子」が現れるのはどんな時か、など)を

行うことで、囚われている過去や意外な自分の本心に気付くことができます。

 

私も、このエクササイズを通じていくつか気づいたことがありました。

感情の渦に巻き込まれて、涙が止まらなくなったこともありました。

(最近、涙腺が壊れてます。以前は冬の蛇口くらい固かったんですが)

 

人生のそれぞれのステージ、その時に身に着けているべき能力について

考えることもとても有用でした。

なぜなら、

「このままでは一番おいしい「道化」のステージまでたどり着けない」という

危機感を現実のものとして持ったからです。

 

この本の魅力を余すところなくお伝えするのは、

私の今の能力では残念ながら難しいです。

たとえば1年後、私がちゃんと「旅」に出て、

自分の人生に責任を持って生き始めていたら、

「この本のおかげで人生変わりました」と言えるのですけどね。

 

そこまで待ってらんないという方は、

まずは机上で「これまで」と「これから」の旅を楽しんでみてください。

 

POSTED COMMENT

  1. Ayumi より:

    asaさん、

    毎回共感してはコメントしてばかりで、
    対応にお時間をいただいて申し訳ないですが、
    再びコメントします。

    女性であることに対する反発心、
    とてもわかります。
    いずれブログに書きたいと思いますが、
    私の場合は子どもを持ちたくない、
    という反発心でした。
    今は考え方が変わりましたが、以前はかなり強烈でした。
    女性らしさを求める風潮の中で生きづらさを感じていましたので、次の記事にも共感しました。
    いつかゆっくりお話したいです。

    先日の記事を読んで心配していました。
    少しお元気になられてきたなら嬉しいです。
    苦しい時期だと思いますが、
    お互い粘り強くいきましょうね。
    いつも励みになっています。

    • asa より:

      Ayumiさん

      暖かいコメント、ありがとうございます。
      ご心配おかけしてすみません。もう大丈夫です。

      Ayumiさんもそういう気持ちをお持ちだったんですね。
      本当に、いつかゆっくりお話したいです。
      来年はどこかで必ず、関東方面には行くと思いますので。

      Ayumiさんの2018年の振り返り記事を読んで、
      凛としたかっこよさを感じました。

      私こそ、新たな挑戦を続けている
      Ayumiさんの姿に何度励まされたことか。
      背中はどんどん遠く、たくましくなっていく感じがあります。
      それでも、駆け足で追いかけますよ!

      来年もお互い目標に向かって頑張りましょう。
      ここに書くのもなんですが、良いお年をお迎えください。

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