7/29~31の記録
- 免疫学、生化学の学習
- 添付文書をひたすら読む
- 添付文書(抗凝固薬)を翻訳
今週前半は添付文書が愛読書になっていました。
メディカルの学習は、免疫をざっくり勉強したあとで生化学(酵素など)を少し学習しました。
ベースの勉強を続けると少しずつですが確実に資料の読みやすさが変わってくるので、今後も2~3時間は取りながら進めて行く予定です。
今後の課題は遺伝子関連です。
他にも勉強したいことは山盛りですがひとつずついきます。
やっぱり英語の翻訳も面白い
今日(7/31)から実際の翻訳学習を始めています。
素材は昨日読んでいた抗凝固薬の海外版添付文書(prescribing information)にしました。
BMS(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)社の「エリキュース」です。
BMSだけに限らないのですが、海外の製薬会社もちゃんと情報をサイトに載せているところが多いので助かります。
原文 http://packageinserts.bms.com/pi/pi_eliquis.pdf
これ、実は「対訳」があります。全部ではないですが。
日本での薬事申請書類の一部に含まれています。
http://www.pmda.go.jp/drugs/2015/P20151210001/index.html の63ページからです。
他の薬も同様にして添付文書であれば資料が入手しやすいので、学習のとっかかりには良いのではないかと思います。
自分で翻訳してみて、イートモを参照してそこでの気づきをメモりつつ、進めています。
対訳はある程度進んでから一度チェックしてみようと思います。
もともとはイートモの対訳で少しトレーニングをしようと思っていましたが、やっぱり「ナマ」の原稿を通しで自力翻訳する方が身につくだろうと考えています。
「Challenge phaseに進みました」
先日まで中国語の翻訳に夢中になっていたのですが、やっぱり英語も面白いですね。
イートモの対訳からですが、例えばこんな一文がありました。
Of the 100 patients who were enrolled in the study, 50 proceeded to the challenge phase.
本試験に組み入れられたこれらの患者100例のうち、50例がxxxxxに進んだ
「challenge phase」という言葉、なんだか予想がつきますか。
一体何に挑戦するのか?と思いますよね(私だけかも)。
ここでのchallengeは感作誘発を指しています(challenge phase:感作誘発期)。
感作誘発とは、抗原(アレルギーを引き起こすものなど)を与えて、その抗原の2回目の侵入の際に迅速に反応できるようにすることです。
辞書で引けばすぐに出てくるのですが、知らないと戸惑いますよね。
で、私は知らなかったんですが、そのまま「チャレンジ」という言葉も使用されているようです。
食物アレルギーかどうか調べるために、入院して疑わしいその食べ物を実際に食べて反応を見ることを「チャレンジテスト」といいますが、これもこの「感作」の意味のチャレンジから来ているのだと思います。
私はありがたいことに食物アレルギーは全くないのですが、「これが原因(かも)」というものを食べるのは確かにチャレンジングですね。
・・・理系アレルギー克服のためのチャレンジも、こちらの意味のチャレンジで捉えることもできますね。
つまり、初めは死にそうになりますが少しずつ慣らしていって最終的にはアレルギーを克服する、と。
こっちが「challenge」の原義な気がしてきました。
明日から8月。夏まっただ中ですね。
体調には気を付けて(自分も)、頑張りましょう!
明日の予定
- 遺伝子関連の学習
- 添付文書(抗凝固薬)の翻訳
時間の記録
7/29:学習13h
7/30:14h25m (学習:13h45m、ブログ40m)
7/31:14h10m (学習:10h30m、ブログ3h40m)