ミス対策

2/3学習メモ:カラーバス効果

2/3 学習内容

  1. 対訳学習の手じまい(請求項部分の比較の残り、ミスを再度まとめ、JustRight!に登録、その他読み切れていない資料を読んで整理)
  2. ビデオセミナー3415号(大学レベルの化学をいかに単純化して活用するか)視聴、まとめ、ブログへ追記
  3. 日本語明細書2件読む(DDS関連)
  4. メモリ・用語集整備(1600wほど外部から追加)

 

ビデオセミナー3415号(大学レベルの化学をいかに単純化して活用するか)で、炭素番号の場所を間違えた記事にコメントを頂き、ありがとうございました。

3414号のブログコメントのビデオも見ました。ありがとうございます。とにかく量をこなします。

 

該当の記事に、少し追記(落書き)しました。タイトルがわかりづらかったので変更しました。

明細書の翻訳ミスからpH応答性ミセルの仕組みを説明してみる 2/3追記:「at their C13 and C17 positions のtheirは何を指しているか」からタイトルを変更しまし...

 

上の記事にも書いたのですが、「なんでこんな間違いするんだろうな」と自分でも正直どうしたものかと思いました。ただ、やはりそうやって思い込んでしまう何かしらの理由はあるとは思っています。とはいえ、「思い込みをしない」という対策を取るのは難しいです。

なので、どちらかというと「あれ、違うぞ?」と自分で違和感を感じるように、明細書を読んで違和感フィルターを鍛えていくしかないのかなと思っています。

 

今日2件ほど、またDDS関連の明細書(温度応答性ミセル、磁性高分子ミセル)を読みました。

この対訳学習を挟んで、明らかにこの手の明細書に対する解像度が上がったのを実感しました。

 

今まで何の気なしに読んでいた文章、見ていた図面が鮮やかに浮かび上がってきます。

「グルコースをその3位または6位の炭素で高分子に結合させて得たミセル」で反射的に図面を確認しましたし、図面のポリマーの化学式を見て、「NHがあるな、ここで切れるんだな」と自然と思いました。

 

面白かったのは、温度応答性ミセルの明細書にものすごく既視感があったことです。

もしかしてこれ読んだことあったかな、と知子やエクセル表も見ても記録がないですし、何より図には見覚えがない。でも内容はものすごく既視感がある・・・。

 

内容は、核酸をミセルに内包して脳へ送達する方法なんですが、核酸(DNAなど)が負の電荷を帯びているので、コア部分になるのはだいたいカチオン性のポリマーなんですね。このあたりは前回読んだものとほとんど同じでした。

さらに、ガードマン(血管内皮細胞)がいてなかなか通れない血液脳関門を突破するのに、今日の明細書はグルコースで被覆していたのですが、前読んだ明細書はラクトフェリンというまた別の物質を用いていました。

 

「娘さんをください!」と言うために彼女の家に行くときに、彼女の父親が大好きな高級日本酒を持っていくか、高級食材を持っていくかの違いですかね。

 

明日からはトライアルのリベンジに入ります。

これまでのミスは溜まっているので(残念ながら)少しずつアップしていきます。今日ビデオにして頂いたものより、もう少し普遍的な、「あるある」なものが多い・・・と思います。