1週間のまとめ

2020年第12週目のログ:ロッククライミング

学習記録

  • 翻訳学習(6858w→23611w/23611w)
  • 明細書を読む(日本語・3件)
  • 翻訳のヒント(終了)

トータル学習時間:101時間

このところ寝付きが悪かったので、明細書を読みつつ15分、湯船に浸かることにしました。

寝付きは劇的には変わっていないのですが、朝起きると明らかに体が軽くなっています。

・・・ですが。

普段しないことをしたので(恐らく)湯冷めしてしまい週の中盤で体調を崩すというアホなことをしでかしました。葛根湯ドーピングで何とか本格的に悪化せずにすみました。

これはちゃんと対策して、さらに寝付きをよくするために「秘密兵器」を買ったので、来週はそれを試してみます。

 

翻訳学習の進捗

今週は、先週に引き続き翻訳学習をメインに進めました。

状況を下記にまとめます。

作業手順:

自力翻訳して、基本的に翌朝に昨日翻訳分を対訳と比較してミスや気づきをメモ

夜と朝にミスした分を復習

進捗状況:

23611w全ての翻訳が完了(今日翻訳分のチェックは明日)

所要時間:

翻訳のみ(対訳との比較などを含まず)の所要時間:約94時間

平均処理ワード数:256w/h (前回の対訳学習時:1万ワードほどで翻訳のみで174w)

棒グラフが1日の翻訳ワード数、折れ線が1時間あたりの平均処理ワードです。

翻訳にかけている時間は1日7~10時間とまちまちです。

3/19,20と下がっているのはやはり体調不良が原因です(数字で見ると、やっぱり効率落ちるなと改めて感じます)。

Tradosメモリは95%が100%新規で、繰り返し部分を含めた部分マッチは1000ワードほどとあまり繰り返しが多くない印象でした。それでも後半、やはりメモリが(部分的にでも)あたってきて伸びました。

 

翻訳学習の気づき

レベル感について

対訳と比較してどうか、という話であれば、「超えた」とは言えない状況です。

対訳の明らかなミスに気づくこともありますが、それ以上に自分のミスもまだ収束していません。

ただ、これだけ量をこなしていくと、以前よりも自分のミスパターンがさらにクリアになってきます(やはり、ミスしているところは内容理解があいまいなところです)。

 

今回の明細書は、恐らくこれまでの中で一番難易度が(自分にとっては)高かったと思います。

内容の大筋にはついていけるのですが、少しずれたところや深いところにはまだ届いていない感覚があります。

これは来週、もう少し英文の明細書の概略をつかむ訓練をしつつ、広めに知識を広げていく予定です。

 

それでも、翻訳スピードが若干上がった(前回174w/h→今回254w/h)のは収穫でした。

とは言え、前回の倍の長さの明細書であったこと、そして仮にこれが実ジョブであれば、恐らく8割くらいのスピードに落ちるのではないか(やはり慎重になるので)と思います。

内容理解度がスピードに直結するので、スピードそのものをあげるというよりも、どれだけ翻訳前に的確な深さと幅で内容をつかむか、の訓練をしていきます(英文明細書を使います)。

 

長い(当社比)明細書を訳してみて

これまでの全て自力翻訳した明細書の最長は1万ワード程度だったので、今回(23000ワードほど)が最長でした。

用語や表現をある程度蓄積したいという理由もあり、この目的は達成できました(Multiterm登録は1600ワードほど。以前の基礎学習の際に登録していたのもかなりヒットしたので、思ったより増えてないな、という印象ではあります)。

その他の理由として、実ジョブ即戦力モードに入れるように慣れておきたいということもありました。

前処理、訳す順番、どこまで背景をつかむか、などです(今回、後処理とチェックについてはやっていないので、これは次回重点的にやります)。

 

今回は背景の読み取りに6時間ほど使ったのですが、これは足りませんでした。

背景はわかったものの、「で、この発明はどこがすごいの?」という部分はいまいちつかめず、そのまま見切り発車で進めてしまいました。

結果として、翻訳中に、がっつり調べ物の時間を取る必要が何度か出てきました。

この加減は、もう少し数をこなさないとわからないかもしれません(やりながらクリアになっていく部分もあると思うので)。

とはいえ、やはり「結局なにがすごいのか(=発明の肝)」の部分があいまいなままだとかなり不安ですし、とんでもない間違いをしてしまうかもしれません。

これも、上記の通り英文明細書を読んで概略をつかむ、という訓練が必要だと考えています。

 

文章が長いと、前処理もちゃんとしておかないと後で大変だということも今回思い知らされました(文献名が多く、そのまま入れたためTrados上でピリオドでぶつ切りになり、それを統合していくとものすごくエラーがおきやすくなる)。

これは以前から「対策しなきゃな」と思いつつも、「とりあえず手作業でいいか」とずるずる放置していたものでした。痛い目を見ると、「これは放置できんな」と思うものです。

 

今後の予定

トライアルは当初の予定より少し前倒し(3/30の週)で受験する予定です。

正直なところ、まだまだ足りません。が、自分の都合では世の中動きません。それに、まだ時間はあります。時間の制約の中でベストを尽くすのみです。

トライアルすら送られてこない可能性は十分あるので(もちろん最善を尽くしますが)、来そうもなければもちろん順次、応募していきます。

4~6月頃はトライアルメインで進めて行く予定です。

 

来週は、

  • 今回の対訳学習のまとめ(特にミス対策)
  • 応募準備
  • 英文明細書の概略をつかんで、その明細書を理解できるだけの知識を獲得する練習、一部翻訳
  • (上記に付随して)日本語の明細書や資料の読み込み

あたりをメインにすすめます。

 

 

今、目の前に成長曲線の急カーブがあるような感覚があります。

ここを登り切るために、向こう1~2ヶ月、集中度を一段引き上げて取り組みます。

ブログはしばらく、基本的に1週間のまとめのみとします。