読書

司令塔不在

冷静と情熱のあいだ

昨日の記事で登場した、こちらのプレイフル・シンキング、

昨日届いて、少し読んだのですがこの本はじっくり読むべきだと思いました。

私もそういうところがあるんですが、

「成長するためには苦しみに耐えないといけない」と考えがちな方には特におすすめです。

ワクワクしている時、夢中になっている時に人は成長できる。

だからもっと柔軟に、視点を変えて楽しもう、とこの本は説いています。

 

私が今回この本、そして本を紹介していたビデオセミナー

(2853号:「逆」精神と時の部屋には入るな!)の視聴を通じて、

一番はっとさせられたポイントは、実はちょっと違うところにあります。

本から引用します。

物事に積極的にかかわろうとする知的好奇心にあふれる自分と、それを俯瞰して眺めるもうひとりの冷静な自分をもつこと。その両輪をうまくまわしながら革新を生み出すことが、プロフェッショナルである。

(プレイフル・シンキング p.25より) 

鳥の目、俯瞰。

講座でも、いつも言われていることです。

そして、「わかっているのにできていない」ことのひとつです。

 

司令塔不在のサッカー、その勝率は

ここで勝てばワールドカップ進出が決まる、という大事な試合。

メンバーのやる気は十分。コンディションも万全。

でも、監督はなぜかバカンス中で不在。

 

さて、このサッカーチームは果たしてワールドカップ、いけるんでしょうか。

「司令塔役」がいればいけるかもしれませんが、

みんなが目の前のボールだけに夢中になっていたら、ちょっと厳しいでしょうね。

 

私の人生をかけた、大切なトライアル。

やる気は十分。コンディションもまずまず。

で、そこに状況を冷静に判断する「司令塔」はいましたか?

 

再びトライアルを振り返ると、私はあまりに夢中になりすぎてました。

冷静な自分を持つことを忘れていました。

後半は特に、「目の前のボールしか見えていない」状態になっていたな、

と今になって思います。

 

恐らく、コメントをするかしないか迷ったところ。

今思えばあそこに「出題意図」が隠されていたのではないか、

なぜもっと突き詰めて考えられなかったのか、と

昨日は1日中そのことが頭を駆け巡っていました。

 

結局コメントをせずに送ったのですが、

2日前のトライアル振り返り記事でその理由を

「コメントしてよいかどうかのさじ加減がわからなかったから」と書きました。

 

少し冷静になって思いました。

これって、

「コメントしてよいかどうかの判断がつくまで調べつくしていなかった」

だけじゃないか、と。

「コメントするとやぶへびになるから」というのを言い訳に

途中から調べるのを放棄していたのではないか?

 

お前の本気は、そんなもんだったんか??

 

「絶対突破してやる」という気持ちは持っていました。

でも、こうやって冷静に自分の行動を振り返ると、

気持ちの上でも足りなかったのがわかってきました。

 

トライアル受験当時、冷静になっていたら。

ピッチにいる自分を俯瞰して、冷静に指示を出す「もう一人の自分」を持てていたら。

結果は違っていたな(まだ出てませんが)、と悔しい気持ちでいっぱいです。

 

メタな視点を持つこと。冷静なもう一人の自分を持つこと。

同じ過ちを繰り返さないように、どうしたら良いか考えていきます。

 

学習記録

久々復活です。やはりこれがないと。

11/28(水)の学習記録

項目: トライアル見直し(全文翻訳分の見直し)
目標: 6h30m   実績:6h10m
メモ: +「プレイフル・シンキング」を15分くらい読む

11/29(木)の学習計画

項目: トライアル見直し(全文翻訳分の見直し)
目標: 6h30m