9/4~6の記録
- 実ジョブ(英語1件、中国語1件・途中)
- 治験翻訳の学習(イートモでトレーニングしつつ足りない知識を補充)
- ツールの学習(主にPAT-Transer)
- (作業時間として)溜まっていたパソコン関係のto doを処理、環境構築
つかの間の平穏
前回のログで書いた、大苦戦した英語の診断書翻訳を納品してから、久しぶりに手持ちのジョブがなくなりました。
(時給1/3になったと言っていたログです。ビデオセミナーでのコメントありがとうございました。処理速度は記録していきますが、数字だけにこだわらないようにします)
8月は前半は仕事の打診がなく無駄に焦っていて、中旬から逆に怒濤の依頼で心が落ち着く暇がなかったんでしょうね、ものすごく久しぶりに「穏やかな気持ち」になりました。
で、溜まっていたto doを片付けました。
大きくわけると次の3点です。
「ひとりブートキャンプwithイートモ」
イートモの例文でトレーニングしつつ訳出上の癖や欠点をメモして直していく+わからないことが出てきたら調べる、ということをやっていました。
次に対訳のある素材で学習する前に、そしてトライアルを受ける前に一旦どのくらいできているか確かめておきたかったためです。
ブートキャンプの詳細は長くなるので別途記事にする予定です。
ツールの学習
主に、これまで活用できていなかったPAT-Transerの使い方(それに付随して秀丸マクロなど)を学習しました。
Tradosに引き続き、今回も藪内さんの翻訳ツール大全集のお世話になりました。
「最低限これだけはマスターするべき」という情報がコンパクトにまとまっているのでありがたいです。
これまではデフォルトのまま、オブザーバー的役割でちょこちょこと使っていたくらいでした。
PAT-Transerさんには、「これまで辞書もちゃんと設定せずに、『もうちょっとその訳なんとかならないんですか』と思っててすみませんでした」と謝っておきました。
なぜ今PAT-Transerなのかというと、最近(ずっと前からですけども)講座でおすすめされているPAT-TranserとTradosその他を連動させた翻訳作業・メモリ構築の方法を試してみたかったからです。
(何それ、という受講生の方へ:3212_受講生ブログへのコメントの冒頭部分に少し出てくる話です)
これから英語のボリュームのある案件を狙っていくにあたって(トライアルもこれからですが)、訳出のレベルアップももちろんですが、ツールの使い方をもう少し洗練させておいたほうがいいだろうと思ってのことです。
早速実践できるネタ(英語の診断書翻訳)が来たのでPAT-Transer上で翻訳に挑戦したのですが、まだやはり慣れないですね。
都度用語登録しながら翻訳するならTradosの方が早いなあと思ったり。
ただ、機械翻訳された所から上書きしていけばよいので、訳抜けは減りますね。
まだ見知らぬアイコンがいっぱいあるので、もう少しいじりつついろいろ試行錯誤してみます。
パソコン関係いろいろ整備
仕事を頂き始めて変わったことといえば、やはりバックアップに対する意識です。
バックアップの設定を見直したりということはちゃんとやっていたのですが、万が一の場合の予備のノートパソコンの設定がかなり中途半端になっていたのがずっと気がかりでした。
Tradosなどはもちろん入れてますが、買い足した辞書を入れてなかったりとか、こまごまとしたことですね。
万が一、いつも使っているデスクトップが起動しなくなってもすぐに作業に取りかかれるだろうか、と考えたときに一度ちゃんと見ておかないと、と思いつつ後回しにしていました。
本来は最優先事項ですよね、これ。
今まで何事もなかったのは結果論です。これまでの運に感謝しつつ、「フリーランスは何があっても自己責任」ともう一度自分に言い聞かせました。
平穏を破った「トンデモ案件」
実はそんな平穏も長くは続きませんでした。
英語の診断書翻訳のお仕事を頂きました。
前回苦戦した後での連続の依頼だったので、とりあえずは一安心です。というかめちゃくちゃうれしかったです。
しかし。
今回の案件は、ひと味もふた味も違いました。
疾患、文書のスタイルともに初めてのものでした。
そして、中国人の書いた英語・・・だと思うのですが、はっきりいって、とてもとても読みづらかったです。
もともとわかりづらいスタイルの文書ではあるのですが、そこへさらに誤字脱字・文法無視・フィーリングでつけたとしか思えない冠詞・・・。
暗号解読に近かったです。
もちろん、内容は把握しながらやっていたので話の筋は外していないと思いますが、まったく知らない人が翻訳したらたぶん全然違うお話になってしまうだろうな、というほどです。
ただ、この文書の内容はものすごく興味があるものでしたので、前回以上に苦しみつつも楽しみながらやっていました。
新規取引先からの案件をゲット
トンデモ案件を何とか納入してほっとしたのもつかの間、なんと新規取引先から翻訳の打診がありました。
7月に登録だけしていただいた、中国語翻訳をメインとする会社です。
打診を頂いたのは、今の取引先から頂いている案件と類似の案件(中国語)でした。
もちろんお引き受けしました。
提示された納期が短めだったので(試されているのかもですが)、今日ざっくりと翻訳を済ませました。
いやー、直近2回英語で苦しんだ分、サクサク進む中国語翻訳が楽しくて仕方ないです(英語ももちろん楽しいのですけどまだ苦しいほうが勝ってます)。
そうこうしているうちにいつもの取引先からも新規案件(中国語)も頂いたので、「英日トライアルに向けて動いていくぞー」と思っていた週末はまずは仕事を片付けることから始めます。
案件を頂いた中国語の新規取引先は今の取引先よりも仕事の幅が広いと思うので、レギュラーの方に椅子を譲って頂くべく、120%で納品します。
ということで、長い進捗報告ですみません。
ブログネタは溜まってますが、ジョブを優先させます。
やっぱり何事も「やれるときにやっとけ」だなと改めて思います(今週1日書ける時間があったのにサボってしまったので)。
明日の予定
- 実ジョブ(中国語)をすすめる
時間の記録
9/4:15h40m (学習:14h55m、ジョブ:45m)

9/5: 13h40m(ジョブ:3h 学習:7h ブログ:3h40m)+パソコン関係の作業2h

9/6:14h25m(ジョブ:12h15m、学習:2h10m)+パソコン関係の作業1h30m
